エッグ矢沢の世界一周ブログ

吉本興業を辞めた俺が自由気まま好き勝手に行く旅

【私はアナタ】ミャンマー人の距離感が近すぎて全て無料になった話【アナタは私】

押忍!エッグだ!

 

ミャンマーには約20日間滞在した!

 

今回は、そこで感じた

 

人と人の距離が近すぎる話

 

を書いていく!

 

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前から感じていたけどミャンマー人は異常に人と人の距離が近い。

 

いや近いなんてもんじゃなく近すぎる。

 

それは物理的にもだし心理的にもだ。

 

俺があぐらかいて座ってたら男友達が平気で俺に膝枕をしてきたりする。

 

え!?ゲイなの!?

 

なんて一瞬驚くが全くそんなことはない。

 

もちろん地域や人にもよるだろうが、とにかく距離感が近すぎるのがミャンマーだ。

 

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まず外国人では比較的普通のことだが家族の距離が近い。

 

日本人じゃ信じられないくらい毎日連絡するし、一緒にいたら過保護が半端ない。

 

もう食べれないといっても飯が死ぬほど出てくる。

 

これに関しては俺は客人として持て成して頂いたのもあるが

 

本当に腹いっぱいで食えないといっても死ぬほど飯が出てくる。

 

申し訳ないので少し食うが、これは最初は嬉しいが本当に毎回なので途中から本気で辛くもあった。

 

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そして友達同士の距離感も本当に近い。

 

小さなコミュニティなので、ほとんどが親戚か知り合いというのもあるだろうが

 

マジで飯でも酒でもタバコでも無料だったり誰かが払ってくれる。

 

逆に俺のタバコも気付けば誰かが吸っててすぐに無くなる。

 

特に今回はミャンダチのアンが俺には金は出させないと、ほぼ全ての飲食を奢ってくれた。

※最後は金が無くなり俺が貸したりもした。(もちろん返さなくて良いと受け取ってない)

 

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さらに離れた山を越えてド田舎の港町に行った時もアンの親戚が現れて全てやってくれた。

 

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とにかくミャンマー人は世話好きだった。

 

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そんな体験でわかったことはミャンマー人は家族や仲間を他人だとは考えていないということ。

 

「私はアナタ、アナタは私」

 

こんな考え方があるんだと感じた。

 

これはとても素晴らしい考え方だし、この考え方ができたら戦争なんて無くなるんじゃないかと思う。

 

でも、この考え方ができるのはミャンマーが貧しいからだと思った。

 

タイよりも仏教への信仰心が強いのもそう感じた。

 

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経済が発展していけば、もっと個人主義になっていくし競争する機会も多くなる。

 

そうすれば絶対に争いが生まれる。

 

でも生活は豊かになる。

 

どっちが良いかはなんともいえない。

 

一長一短であるとしかいえない。

 

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俺は日本で豊かな文明社会に生まれ育った。

 

だからこそ今のミャンマーにずっと住むことはできないと感じた。

 

でもミャンマー人の人と人との繋がりがとても羨ましく感じたのも事実。

 

それが多くなりすぎると鬱陶しく感じたのも事実。

 

結論は「人間は無い物ねだりでワガママ」だということ。

 

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進めば行き過ぎるし、進まないと行かな過ぎる。

 

丁度良い真ん中を取りたいけど、それが一番難しい。

 

そんな世界を小さくても自分の周りだけでも作りたいなと俺は思う。

 

俺は色んな国に行くようになって色んな人達を見てきた。

 

こんな体験ができたのは日本に生まれたからだ。

 

普通に大学を出て好きな事ができて海外旅行にも行ける国。

 

嫌な所ばかり目立つ我が祖国だが、そこに関しては感謝してもしきれない。

 

だから日本に明るい未来が待っていることを俺は祈る。

 

南無阿弥陀仏!!!!

 

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