押忍!エッグだ!
2019年4月11日
出家が終わりお寺のあった山を下山した俺達!
即ビールを飲みにアンの実家の横にあるタイ料理屋へ。
ここダウェイはタイに出稼ぎに行く人が多く信じられないくらいタイ語が通じる。
精進料理&ミャンマー料理にも飽きていたので久しぶりのタイ料理でエネルギー補給。
そのあとは怒涛のアンの親戚&友達を紹介されまくった!
その度にアンが
「念仏唱えて見せてやれ!!」
というので、その度に念仏を唱えた。
ダウェイは地方都市ということもあり外国人もほぼ皆無で
しかも日本人がミャンマー語で念仏を唱えるので
最初はみんなが物珍しさに喜ぶので俺も楽しかった。
しかし最終的に会う人、会う人の前でガチで合計200回くらい念仏を唱えさせられ最後は吐きそうになった。。
出家後は約2週間滞在したがアンの紹介などもあり半端ない数の友人、知人ができた。
今回はそんな話を書いていく。
出家後の初日はアンの実家に泊まるも朝5時頃には親族も起き出し
実家は事業もやっているので半端ない機械音が鳴り響き
もちろんクーラーなんてないので騒音と熱さで寝ていられなくなる。
アンが実家には帰りたくないといっていた意味が理解できた。
それとアンの親がというかミャンマー自体が人と人との距離が近すぎてプライベートが無いのだ。
だから毎日アンは親に色々と口うるさく言われるらしく俺達はダウェイからもっと田舎のアンの祖母の家に逃亡。
一応は舗装された道を突き進み高床式住居みたいな家がポツポツある田舎の村を何個も越え
道中にはサムイ島で働いている友人が里帰り中だったので再会などもした。
そしてダウェイ地区のランロンという町に到着。
書き忘れていたが、次の日からミャンマーの正月シーズンが始まる。
ティンジャンといわれる水かけ祭りだ。
タイでも同時期にソンクランという水かけ祭りがあるがそれのミャンマー版。
日本では水かけ祭りと呼ばれているが、そんな生易しいものではなく
殺す気で水ぶち当てる祭り
というほうがピッタリなレベルで危険なお祭りだ。
次の日から水かけが始まると思って普通の格好でバイクに乗ってランロンに向かっていた俺達。
しかし!!!!
まだ前日なのに水をぶっかけられまくる俺達。。
どうなってんだよ!!と怒りに震える俺。。
アンいわく子供は前日から勝手に始めてしまうらしい。。
言っておくけど水をバケツや桶で、ばちゃ~ん!とかけられるレベルではない。
バイクで走っているのに振りかぶってばっちこ~ん!!!!と顔面を狙ってぶっかけてくるのだ。
とても危険なので前に水かけ連中がいる場所があると徐行運転するので全然到着しない。。
ダウェイは田舎とはいえ30秒から3分くらいの感覚で水かけ軍団がいるのだ。。
もう水かけられるのが本当に嫌になったので帽子とグラサンを取り
バイクの後部座席で手を合わせ拝みながら念仏を唱えると
ガキが俺をお坊さんと勘違いして水をかけてこない裏技を発見!!
馬鹿が!!
お坊さんが私服なわけねえだろ!!
と、水をかけてこなかったガキどもに「ひゃっは~!!」というと悔しそうな顔をしていた。
大人をナメるんじゃねえぞ!!
そして次の日からは俺も水かけ祭りに参加!!
知らない女の子たちと混ざって氷水をかける危険ゾーン!!
アンの友達が務めるレスキュー隊の事務所で水かけ!!
アンの親戚ギャルズと一緒に水かけ!!
水かけ祭りで踊る子供達と一緒に整列する俺!!
セレモニーに乱入して水をぶっかけられまくる俺!!
ステージで勝手にドラムを叩くアン!!
ステージ前でゴキゲンな変な人!!
変なおじさんと別の場所で再会して記念撮影!
そんなこんなでミャンマーの水かけ祭りを超絶楽しんだぜ!!
何かする時はアンに「やって大丈夫?」と聞くのだが全てに対し
「やっちまえ!おまえは自由だ!」
という返答しか返ってこなかった。
外国人がガチで俺一人しかいないから、どこに行っても珍しがられ大歓迎された!!
ありがとうティンジャン水かけ祭り!!
最高にエキサイティングで楽しかった!!