押忍!エッグだ!
つーわけで俺はミャンダチのアンに会うべくヤンゴンからダウェイに移動!
ヤンゴン空港では今回もプライオリティパスでラウンジへ。
しばらく精進料理生活になるから俗物を爆食いしてやろうと思ったが全部不味い。
その国の顔なんだから空港のラウンジくらい美味いもん出せや!!
と思うもミャンマー人は良い人なので耐える。
そして飛行機の時間になり移動。
3倍近い外国人価格のチケットを買ったからか飛行機の席は4番と良席!
まぁこんくらい当たり前だよなと思っていると搭乗口が後ろ!
なめとんかいワレ!!!!
と思うもミャンマー人は良い人なので耐える。
せっかく4番で前の方の席なのに後ろから搭乗のため一番前まで歩く。
隣はおデブなミャンマー人の女の子が乗ってきて窓の外を見たいから変わってと言われ交換してあげた。
俺も窓側が好きだし、そもそも3倍もするチケット買ってんだぞデブ!!!!
と思うもミャンマー人は良い人なので耐える。
そして1時間のフライトなのに飯が出たので口にするも不味い。
もうイライラするのも疲れたので無我。
そのあとは空いてる窓際の席に勝手に移動して爆睡。
起きるとダウェイに近付いてきていたので窓から景色を眺めた。
かなり田舎な感じでワクワクしてきた。
その風景がナスカの地上絵みたいに見えたのでダウェイの地上絵と名付けた。
そんでダウェイの本当に小さくて簡素な空港に到着!
外に出ようとすると係員にパスポートを確認され色々と聞かれるも意味不明!
英語なんだけど、なに言ってるかマジで意味がわからないけどホテルと言ってるのだけは聞き取れたので
「俺は寺に泊まる!」
というも
「ダメだ!ホテルだ!」
みたいな問答が続くも全く英語が伝わらず諦められて解放!
あとあと知ったのだがミャンマーは外国人は絶対にホテルに泊まらないといけないらしく、過去にアウンサースー・チーも外国人を家に泊めて逮捕されたとか。
最終的に3週間弱ミャンマーに滞在したが1日もホテルに泊まらなかった。
これは外貨獲得のためだけではなく、外国人の安全のためのルールでもあるらしい。
とりあえずミャンマーでは怖い思いは一度もなく治安はとても良かった。
そんで空港の外に出るとアンは既にこの日の朝から出家済みで迎えに来れないので、アンの友達が来てくれていてバイクの後ろに乗って寺に移動!
もう寺までの道も田舎感満載で一気にテンションが上がった!
30分くらいで寺に到着するも、寺は山の上。
アンの友達のバイクでは登れないらしく車が来るのを待つ。
この山を登ったらタバコ吸えなくなのるか。。
スマホも使えないんだろうなぁ。。
トイレとか汚そうだなぁ。。
とか考えながらタバコを爆吸いしてスマホをいじりまくりながら待機。
やっと車も現れ険しい山道を登ってお寺へ。
てか、托鉢(朝歩いて食事をもらいに周る儀式)のために毎日この山を上り下りすんのか!?
と考えながら震えていると頂上に到着。
久し振りのアンとの再会!!
元気そうでなにより!!
あれ?タバコ吸ってね?
あれ?スマホいじってね?
というわけで出家してもタバコとスマホはOKらしい。
トイレだって綺麗でびっくりした。
先に書いておくと居住環境は、この寺が一番清潔で住みやすかった。
食事も山の上にあるお寺なので托鉢はなく一安心。
そしてこの日からみんな短期出家を始めるらしく話を聞いてみると色々なことがわかった。
4月のこの時期にミャンマーではタイなんかと同じく正月を迎えるらしい。
その時期に合わせて一般の人達も出家するという儀式らしい。
ミャンマーはタイ以上に仏教大国で、男なら一生のうちに何度か出家するのが普通らしい。
そんな短期出家に俺も参加させてもらえることになった感じだ。
俺は到着が遅かったので出家は次の日からとなり、この日は出家はしていないお手伝いの人達と一緒の生活を送った。
普通の人は夕食もあるが僧侶は昼以降は食べてはいけないらしく明日から大丈夫か心配になった。
山の上にあるお寺ということで1年で最も暑い時期らしいが比較的気持ちの良い気候で綺麗な夕陽も見れた。
そのあとはアンに明日から行う瞑想のやり方なんかも教わった。
俺も試しに教わった通りに3分くらいやってみたが頭がスッキリして気持ち良かった。
俺が人生でやってみたかった大人になってからの坊主、瞑想、出家が明日だけで一気に3つとも叶うのかと思うとワクワクした。
夜はアンに真面目な顔で呼び出され、ふざけまくっていたから怒られるのかと思ったが
隠れて一緒に飴を食べようというだけだった。
超真剣な顔で雨を吟味しているアンは面白かった。
夜は何も食べてはいけないらしいが飴はギリギリセーフらしい。
そんなこんなで寺生活初日は終了!
遂に明日は剃毛して出家だ!
一人の大人がツルツル頭になるのを楽しみにしてやがれ!!