押忍!エッグだ!
俺は今リアルタイムではベトナムにいる!
今日はベトナムのローカル美容院で髪を切った!
お値段250円でシャンプー付き!安い!
タイのローカル床屋なら安くても300円はするし(それでも激安なんだけど)シャンプーなんてあんまない!
ただベトナムもタイもシャンプーの時に爪を立てるのは同じ!
先日、ホーチミンの高島屋にあるAtelierFineさんでカットや耳掃除にネイルなど色々してもらってから約3週間。
この髪型はサイドが伸びてくると虫酸が走るので寿命が短く、本来は2週間に一度は切るようにしている。
しかし今回は日本人経営のちゃんとした美容院で切ってもらったので勿体無くて切るのが遅くなった。
※AtelierFineさんでのカットや耳掃除の詳細は後日、本編で書く。
日本を飛び出し約1年と3ヵ月。
単純計算で少なくとも20回以上は散髪したと思う。
基本はローカルな床屋に飛び込みで入るので毎回説明するのが大変だ。
サムイ島ではお気に入りの床屋があり、腕も良いので毎回そこに行っている。
しかし信頼しきって「前回と同じね~」と言っても前回とは違う髪型になったりする。
タイ人には毎回ちゃんと説明しないといけないので大変だ。
今回はこの『気持ち悪い文言の入った画像』について書いていこうと思う。
小学校低学年の頃、登校中に通る道に毎朝ダサいスポーツカーが停まっていた。
その車には「かっこいい?知ってるよ」というステッカーが貼ってあった。
そのステッカーがどうしても理解できなかった僕は「もしかしてこのシールはイタズラで貼られていて持ち主は気付いていないんじゃないか?」と思うようにして自分を納得させた。
そうでもしないと幼かった僕には背負いきれないレベルのステッカーだった。
そんなある日、登校中にたまたまその車の持ち主が車に乗るところに出くわした。
僕は親切心と真相を確かめたいという気持ちが爆発して持ち主に
「車の後ろにイタズラみたいなシール貼られてますよ?」
と言うと
ダサい車の持ち主は少し恥ずかしそうに苦笑いで
「知ってるよ」
というステッカーと全く同じ言葉なのに、違う言葉かのように聞こえた「知ってるよ」が返ってきた。
小学校低学年の僕は「かっこいいと思ってこのシールを貼ってたんだ」と大きすぎるカルチャーショックに打ちのめされたことを今でも鮮明に覚えている。
それから少しするとその車からステッカーは剥がされていた。
しかし悲しいことにステッカーが貼ってあったというのがわかる長方形の跡は残り続けていた。
あれから25年以上が経過して僕は今32歳。
タイのサムイ島では現地の友達が沢山おり、散髪後に会うと女友達が「イケメンだね~」みたいに僕をからかってきたので「知ってるよ」というと大変ウケた。
その時、僕の頭で「かっこいい?知ってるよ」が25年以上振りにフラッシュバックした。
既に長い月日が経過していたが、やっと僕は理解することができた。
あのお兄さんは僕と同じように洒落であのステッカーを貼っていたんだ。
それなのに無粋にも僕は洒落を素直に『絶対になにかの間違い』だと受け取ってしまい、お兄さんに超恥ずかしい思いをさせてしまったのだ。
そんな25年以上前の悲しい事件を忘れないためにも僕はこの「知ってるよ画像」を作った。
この画像を見て「は?おまえイケメンじゃねえだろ」と素直に受け止めてしまった人がいたとしたら僕はこの言葉を送りたい。
俺は小学生だったから勘違いしてもいいけど、おまえ大人なのにボケにマジレスしてんじゃねえよ!!おまえみたいな馬鹿がいるから世の中が規制や不謹慎とかいって窮屈になってくんだよくたばれ!!
いいんだよ。
それがキミだよ。
綺麗な心を持ってて羨ましいよ。
世の中の皆が本当は綺麗な心を持っている人達でありますように。
争いのない平和な世界になることを祈りながら、ここで筆を置きたいと思います。