押忍!エッグだしん!
ハノイでプロポーズをして結婚の約束をした僕ちんと彼女Nちゃん。
ホーチミンに戻ってきてからも信じられない大喧嘩もした僕たち。
そんな僕達だが紆余曲折も乗り越え、ベトナムの最強リゾート地フーコック島に行く事になった。
前々からフーコック島には興味があった。
ベトナムがリゾート地として開発しているという島。
恋人と行ったら最高だという噂も聞いていた。
前にベトナム住みます芸人のダブルウィッシュ井手さんを誘った時は
「あそこは女と行く島なんだよ!なんでおまえと行かなきゃなんないんだよ!」
と酷い断られ方をされPTSDになったトラウマアイランドでもある。
その井手さんと代わりに行ったベトナムの秘島コンダオ島の記事はコチラ
そんなフーコック島だがベトナムはテト(旧正月)という大型連休が2月半ばにある。
そのテトを利用して、みんな旅行に行ったりするらしい。
だから僕と彼女もその時期に旅行に行く事にしたのだが、ハイシーズンで飛行機が馬鹿高い。
普段なら往復5千円くらいで行けたりするようだが、テトのため往復2万を超えていた。
そんなわけで夜行寝台バスと船で行く事になった。
バスのチケットは彼女が買ってくれ、船は僕がチケットを受け取りに行った。
確か往復で3千円くらいだったような記憶がある。
※バスはフーチャンバスで船はスーパードン
そして寝台バスに乗るためバス停に行ってみると帰省ラッシュで半端ない大混雑。
しかもテトで渋滞だからなのか、バスの遅延も半端ない。
フーコック近くの港行きのバスは何台も出ているのだが3時間くらい前に出発したはずのバスが目の前にいたりする。
もしバスが超遅れたら船の時間にも間に合わない可能性も出てきた。
どげんかせんといかん!!
という事で自分たちが乗る前のバスに乗せてくれと直談判!!
本来乗るはずの客が乗ったあとに「〇人分の席が空いてるよ!」というアナウンスが流れる。
それ目掛けて大勢の人が雪崩のようにバスに突っ込んでいく。
アナウンスはベトナム語だし、彼女いわく外国人が行っても相手にされないと言われた。
しかし大勢の人がバスに集まるので、彼女と僕は後ろの方で順番を待っていても一瞬で乗客オーバーで締め切りになってしまうのが2度ほど続いた。
このままではダメだ!!
ここはどこの国の人にでも間違われるカメレオンナショナリティーの俺が突撃すべきだ。
そう思い、止める彼女を無視しチケットを握りしめ最前線に突っ込んだ。
米兵にチョコレートを求める群衆かのように、バスの運転手に手を伸ばしチケットを渡そうとする群衆。
僕ちんは3列目くらいの位置にいて不利だったが、思いっきり手を伸ばしまくり運転手の目の前に出していたらチケットを受け取ってくれた!!
ここで日本人とバレて断られたら困るので、言葉のわかるフリをし無言で頷いていたら
無事にバスに乗せてもらえた!!
あとで彼女と日本語で話しているのを見た運転手が「おまえベトナム人じゃなかったのか?」と驚いていた。
これからもわかるとおり、少しくらい日焼けしておいた方が東南アジアではなにかと事が上手く進む。
※知らない人のために書いておくと、彼女はベトナム人だけど日本語がペラペラ
そしてバスに乗り込み空いてる席に急いで座るのだが、まずは彼女のために良い席を取って座らせてあげるレディーファースターエッグ。
次は自分の席だ!もしどこも空いてなかったらバスを降ろされ兼ねない!
獰猛な虎のようにガツガツと肉食ダッシュをかましたが席は最後部の5人シートのみしか空いていなかった!
普通は独立の3列シートで全員が隣は通路という快適なバスなのだが仕方がない。。
僕ちんは最後部の5人がぎゅうぎゅうに詰め込まれる席になった。
せめてもの救いは窓際だったことだが、すぐに地獄を見る事になる。
バスは出発して順調に進みだし、隣に座ったベトナム人の兄ちゃんとも挨拶をし良好な関係は築けた。
夜行の寝台バスなので寝ておこうと思い目を瞑っているとバス全体は涼しいのに、なぜか僕ちんの左脇だけ異常に熱い。
なんだこれ!?
と思い確かめてみると左にある窓の所から謎の熱風が噴き出してきてやがる!!
なんじゃこりゃあ!!!!
と思ったが多分エンジンかなんかが下にあり、そこの熱が噴き出してきているようだった。
この感覚を文章で伝えるとすると。。。
ガンガンにクーラーが効いた部屋で左脇にだけカイロを10枚貼られているような感覚だ!!!!
え?伝わらないって?
なぁ、おまえいつまでそうやって人のせいにして生きていくんだ?
どうせ相手の伝え方が悪いと思ってるんだろ?
相手の伝え方が悪いんじゃなくて自分のアンテナがおかしいのかもって考える余地はないのか?
きっとこれが理解できないのは、おまえ一人だぞ?
というわけで一人の人だけ残して先に進みます。
※もし伝わらなかったという意見が多かった場合、引退を考えなくてはいけなくなるので伝わった事にしておいてください。
そんな熱風を対処すべく、そこに荷物を置いて塞ぐ&セルフひじ掛けを作るというアインシュタインも驚く解決策を生み出し対処することに成功。
みんなが少し寒がっているなか一人だけ汗をかいていた時間もこれで終了。
そしてバスは順調に進みラチジャーという港町に到着。
バス停から港まで移動するも船の時間までは数時間もあった。
そんなに待ってられねえぜ!
また前倒しで先の船に乗っちまおうぜ!
ということでチャレンジ!
船の前に人が沢山いるので、僕達もそこに行って待っていると警察がやってきて全員を柵の外に追い出した。
ベトナムの船は警察が仕切っているのか一人一人の身分証の確認なんかを警察が行う。
そのため一旦全員が策の外に出させられたのが、なぜか僕ちんだけ外に出されなかった。
中側にいるのは警察と船の関係者のみ。。
何を勘違いされたのかわからないがラ、ラッキーなのかな?
というわけで2個くらい前の船に乗る事ができ8時過ぎに出発!!
船旅を楽しみ無事フーコックに到着!!
本当は夕方頃に着く予定だったが昼前にはフーコックに到着!!
最高のスタートだぜ!!
そんなこんなで前編はフーコックまで到着したとこで終わり
次回!後編はフーコックの極上海鮮&最高の海&安いリゾートホテル&島一周なんかの話!お楽しみに!