押忍!エッグだ!
【2017年11月28日】
バンコクを満喫した僕ちんはサムイ島に向かうため、タイの上流階級のみが利用を許されたスワンナプーム国際空港にいた!
ちなみに何度でも書くが国内線のエアサイドは完全禁煙!
チェックインした後は、一度外に出て一服するのを忘れないように!
そして飛行機に乗りブイーンと約二ヶ月半振りのサムイ島に到着!
あ~やっぱり落ち着くわ~!第二の故郷だわ〜!
しかしサムイ島は「暑いのにサムイ島」というクソつまらないジョークがあるくらいの島なのに、なんとクソ寒い島になっていた。
聞くと流石にここまで寒いのは今までなかったとの事なので異常気象のせいだろう。
しかも時期的にモンスーン期という強風と豪雨も多い時期だった。
シーズンの事など何も調べず舞い戻ってきたエッグ。
でもそんなの気にしてたらサムイ島ではやっていけないのでマイペンライ(タイ語で問題ない)。
そして久し振りのみんなと再会!
その中でもビックリしたのがデブダチ二人の変わりっぷり!
前にもブログに書いたがデブダチカップルが路上ジュース屋を辞め、なんと普通に働いていたのだ!
彼女のノイはレストランでウェイター
彼氏のイン(おなべ)はセブンイレブンのレジ
聞いてみるとジュース屋は儲からなかったらしく、僕ちんがサムイ島を出たあとに即店を畳んだらしい。
そんな二人とは今回も毎日のように遊んだ。
22時に二人の仕事が終わると良く一緒にご飯を食べに行ったり部屋でグダグダする毎日が心地良かった。
そしてインの働くセブンに遊びに行くと唐突に
「おいエッグ!明日、実家に帰るから一緒に行こうぜ!」
断る理由もないし、インの実家はサムイ島から本土に渡ってすぐのタイの地方都市ナコンシータマラートという場所だ。
僕は前々からいつかナコンシータマラートには一度行ってみたいと思っていた。
というわけで一緒に行くことになったのだが詳しい説明をされぬまま時間が経過。
夜になっても連絡がないからタイ人特有の気が変わったのかと思い、僕ちんは寝ようとしていた。
そんなウトウトし始めた夜中の3時頃。
急に部屋の扉がドンドン!!とノックされ飛び起きた。
ドアを開けると二人が立っていて「今から行くぞ!!」とのこと。
そしてクソ眠いなか簡単に準備して二人の家に移動。
どうやって行くのか聞くとバイクで港まで行き、そのままバイクごと船に乗り込むとのこと。
今は豪雨と強風で危ないからバスかレンタカーで行こうと言うも、バイクで良いと譲らないイン。
仕方がないので一台のバイクに三人乗りで深夜3時半、港へ向け出発。
道も空いていてインは飛ばし屋なので30分ほどで到着。
港について船を待ってるとインの知り合いもいて、彼は仕事のトラックごと船に乗り込むという。
そしてインに「エッグ達もトラックに乗れ!」と言われ意味のわからないいままトラックに乗車。
そのままトラックごと船に乗り込む僕とノイ。
あれ?俺らチケット買ってなくね?
と思ったがマイペンライ。
きっと誰かが代わりに払ってくれたのだろう。
チケット代はどうした?と聞いてもマイペンライって言ってたし。。
船に乗り込んだ後は客室に移動して爆睡。
早朝船だったので人も少なく横になってガッツリ寝れた。
そしてタイの本土ドンサック港に到着してそこからまたバイク3人乗りで爆走。
信じられないくらい飛ばすので恐怖だったが眠いので、とっとと着く方が嬉しかった。
途中雨が降って雨宿りなんかもしたけど1時間くらいでナコンシータマラートに到着。
今回ナコンシーに来た理由はインが10年振りに母親と再会するためらしい。
なにやらお母さんはマレーシアに出稼ぎに行っていたが、泥棒に全てを盗まれナコンシーに帰ってきたらしい。
なんか良く意味がわからないがそういう事らしい。
なのでお母さんに洋服なんかを買っていってあげるとのことで市場に寄り道。
そこで感動したのが物価の安さだ。
海外ではトイレが有料というのも多いのだが、サムイ島での有料トイレは5B(約15円)に対してナコンシーは3B(約9円)だったのだ。
こんなのに感動して写真を撮る僕をみんな笑っていたが、本当に感動したのだから仕方ない。
※ちなみに道中の道で立ちションしたのでこのトイレは未使用。
色々と御土産を買ったあとはインの実家に向かうべく、さらに奥へ。
途中でキカイダーを彷彿とさせる家を発見。
そして3時半に出発して9時半にやっと到着!!
インは10年振りに会う母親と感動の再会を果たしていた。
その後は飯を食ったり
近くを少し散策したり
川の字になって昼寝したり
起きてからは寺を見にいくぞとなり近くの寺に移動。
良くわからないけど鶏の神様?が祀られているところらしい。
見渡す限り鶏
鶏
鶏
恐竜!?
なんで!?
その後は釣りをしたり
夜店に行ったり
疲れたり
田舎町を色々楽しんだ後は夜飯にインの親戚とムーカタ。
その後はインの実家に戻るもベトナム彼女と電話で大喧嘩。
みんなに聞かれたくないので外で電話して、次の日は体中100ヵ所くらい蚊に刺されていた。
大袈裟ではなく海外は蚊の数が日本の百倍くらいいる。
それも痒みが強烈なので、痴話喧嘩は人に聞かれようとも室内でするように。
そして次の日はサムイ島に帰るので、親戚が港まで車で送ってくれる事になった。
乗ってきたバイクはピックアップトラックの荷台に無理やり積み込む事に。
ちなみにバイクは俺が借りてるやつで、超慎重に積み込むも素人がロープで固定しただけだから揺れる揺れる。
いつバイクが吹っ飛んでもおかしくないくらいに揺れまくって心配で後ろばかり見ていた。
途中ガソリンスタンドに寄ったら、そんなバイクを心配そうに見ているタイ人がいた。
「これ大丈夫かな?」と聞いたら「危ないよ」と言って初対面にも関わらずガッチリと固定してくれた。
こんな時にタイ人って他人にも優しいよな~と感動するのである。
いい加減な奴らだけど、たまに力になってくれたりするから好きだ。
なんとかバイクも無事に固定でき順調に港に到着。
帰りの船でも爆睡して、あっという間にサムイ島に到着。
たった1日振りのサムイ島だが、いつもより海がエメラルドグリーンに見えて感動した。
そんな感動する時間も短くノイとインが港の中で大喧嘩を始めこの表情。
特に事件なんかは起きなかったけど面白い弾丸旅行だった。
それから数日してインが僕にこう言った
「おいエッグ!来週またナコンシー行こうぜ!」
流石にもうお腹いっぱいです。。笑