押忍!エッグだよ!
バンビエンからルアンパバーンに向かうバスに乗り込み山道を越えていく。
チケット予約の時点で快適な助手席を希望していたので長時間移動も少しはましだった。
途中で悪どい警察に運転手が賄賂を渡すシーンなどを目撃しながら約5時間で到着。
ルアンパバーンは何度調べても手ごろな宿が見付からない。
さすが街自体がユネスコ世界遺産に指定されているラオス最強の街である。
※貧乏旅行じゃなければ普通の値段で普通の宿はあるしドミトリーも沢山ある。エッグはドミトリー未経験。
少し高いけど日本人の評価がめっちゃ高いとこに行って交渉することに。
ホテルの空室状況とホテルまでの道案内アプリのagodaを使い宿に辿りついた。
しかし日本人の口コミに書いてあった気さくなフランス人のオーナーはいない。
一切英語が話せない中国人のおっさんがオーナーで部屋も思っていたのと全然違う。
でも移動で疲れていたし、とりあえず交渉して安くなったので様子を見ようと3泊だけすることに。
部屋は微妙で床は砂?なにこれ?とにかくジャリジャリして足の裏が黒くなる。
受付にモップ掛けしてくれといったら靴履いてれば大丈夫だろ!と言われた。
違う!そういう問題じゃねえ!とモップ掛けをしてもらったが、それでもジャリってた。
とりあえずレンタルバイクも馬鹿高いので僕はチャリを200円で借りた。
イライラしながらも気分転換に街を走っていると僕は驚愕の事実に気付いた。
俺が泊ってるホテル日本人の口コミで読んだホテルじゃねえじゃん!!!!
そうなのだ。
またしてもagodaの野郎がやりやがったのだ。
MAPがズレていて僕は全く違うホテルに泊まっていたのだ。
本来なら気付きそうなものだがラオス語の看板も読めないし、agodaの日本人絶賛の宿のMAPの場所には俺が泊っている宿がドンピシャで存在していたのだ。
そして日本人絶賛の宿は少し離れたところで発見した。
猛烈に頭にきたが既に3日泊まるからと安くしてもらい払ってしまった。
キャンセルしたいが、あの中国人オーナーの感じからキャンセルは難しそう。
仕方がないので僕は耐えることを選んだ。
そして腹も減ったので気分転換にも飯を食うことに。
ルアンパバーンにはカオソーイという名物がある。
タイにも同じ名前のカオソーイという料理があるが全くの別物である。
それの有名店に行くも朝からオープンして昼には閉まるという硬派すぎる店だったため断念。
チャリでうろちょろしているとローカルな雰囲気の路地を発見して入ってみるとカオソーイ屋を発見。
ここのカオソーイがミラクル激うま太郎だったのだ。
僕は毎日のように通い、おばちゃんや娘とも仲良くなり最終的には店に日本語の看板も書いたくらい最強にうまかった。
有名店や他の店でも食べてみたが、ここがダントツで美味かった。
ルアンパバーンのカオソーイは、豚スープに米粉の平打ち麺が入り上にネギとパクチーと肉味噌が乗っているのが普通だ。
卓上には色々な調味料があるが、味の素、砂糖、ラー油をかけて食べるとトリップするほど美味く化けるのでオススメ。
ちょっと担々麺ちっくな味になる。
ちなみに肉味噌は、ほぼ辛くなく赤い色はトマトによる色だ。
まじで一気にテンションが上がるほど美味いのでルアンパバーンに行く人は是非食べてみて欲しい。
※場所はナイトマーケットの通りで、ロータリーの方にあるIndigo Houseの隣の細い路地の奥。手前にあるジャーマンドッグも最高。
その後もチャリでうろついていると超ローカルな床屋を発見。
宿を間違えたことをバッサリ忘れるためにも僕は髪を切ることにした。
ここまでローカルな床屋は今まで入ったことがないけど、安そうだし変になってもいいやと思ったが意外にも上手かった。
しかも確か150円くらいと激安!
初日からルアンパバーンが嫌いになりかけていた僕だが少し立て直した。
そして夜はルアンパバーンに唯一あるという日本食屋フワフワニムに行ってみることにした。
しかし前の店舗の記事は出てくるが、移転した先の情報が出てこない。
唯一、寺院の近くに移転した隠れ家的~と書いてある記事があったが隠れすぎている。
全く見付からず行ったりきたり現地の人に道を聞いたりしてやっと到着した。
看板も無いし、これは日本人に来てほしくないんじゃないか?と思うほど隠れている。
ただここまで来たからには食べないわけにはいかないので営業してるのかも怪しいが入店。
店員は日本人女性っぽいのだがラオス語で挨拶された。。。
もしかして日本人っぽいけどラオス人なのかな。。。
不安なので片言の英語でやりとりして注文した。。。
そして出てきたのがこちら!
味も美味しく安かったので二週間で3回くらい食べに行った!
途中でお互いが日本人だと気付いてからは日本語で少しだけ会話もした。
ただ真相はわからないが、本当にひっそりと営んでいるお店なので場所は伏せておく。
頑張って辿り着いた人だけが食べれる名店。
ルアンパバーンでは大変貴重な日本食屋なので是非末永く続くことを僕は祈る。
そんで帰りはナイトマーケットを軽く見て宿に戻ると中国人客が外にいて仲良くなって中国のタバコをもらった。
あと部屋は禁煙かと思ったがオーナーから部屋でも吸って良いぞといわれた。
たった1日で大嫌いになりそうだったルアンパバーンを悪くないんじゃね?まで回復させられて本当に良かったなと思う。
次回はルアンパバーンのクアンシーの滝に行った話とかするぜ!