押忍!エッグだ!
ティンテン村を出てビエンチャンに戻って2日。
明日からラオスのバンビエンという場所に行く事が決まった。
バスも予約して夜はお気に入りの店に飯を食いに行った。
そこでデンというカンボジア人と仲良くなり一緒に寺参りに行った。
オークパンサーという仏教の大切な日らしくお寺ではお祭りみたいなのが開かれていた。
めっちゃ位の高そうなお坊さんと写真を撮ってもらったり、綺麗な灯篭?なんかも見れて楽しかった。
デンは機械商社に勤務らしく、良くラオスには出張に来るらしい。
いつかカンボジアに行ったら再会しようと約束して別れた。
そして翌日。
朝9時半頃にバスというかワンボックスに乗り込み4時間くらいでバンビエンに到着。
バンビエンはビエンチャンとルアンパバーンの間にある自然溢れるバックパッカーの多い田舎町だ。
目星をつけていた宿に直接向かい、交渉したら安くしてくれたので宿決定。
人も良いしバンガロータイプだしで、めちゃくちゃ良い宿だった。
※ちなみにホテルまでの道案内アプリagodaがまたしても地図を間違えていて30分くらい探し回った。。
夜は一人で焼肉を食べた。
タイのムーカタと全く同じスタイルだが違うのは韓国人の客が異常に多いということ。
韓国のドラマでバンビエンが舞台になったとかで韓国人だらけ。
BGMは狂ったかのようにBIGBANGのブンシャカラカが延々とリピート地獄。
まあまあ美味かったけど値段はそこそこ。
次の日は宿の目の前の食堂でサンドイッチ。
しっかりとパンを焼いてくれて具も多くて美味しかったので毎日通った。
ラオスは元フランス領だったのでフランスパンが美味い。
毎日通ってたらサービスでコーヒーを大きいカップでくれたり、バナナを出してくれるようになった。
※悲しいことに僕はバナナが嫌いなのだが、気持ちを踏みにじることはできないので20年振りくらいに無理して食べた。
とりあえずバンビエンには友達もいないし暇なので、僕はバイクを借りバンビエンで一番有名な観光ポイントのブルーラグーンに行くことにした。
レンタルバイクは高かったので夜には返すことにして安くしてもらった。
ブルーラグーンとはバンビエンの山の方にある池?湖?を使って作られた秘境っぽい遊び場だ。
ちなみにネットで調べるとブルーラグーンは1と2があるらしい。
ほとんどの日本語の記事はブルーラグーン1に行ったというブログばかり。
少し遠い2まで行った人の記事は少なかった。
しかし隣の部屋のヨーロピアンに「ブルーラグーンは3が一番良いぞ!」と言われ3の存在を知った。
そう言われたら3まで行かなきゃ気が済まないのでブルーラグーン3を目指すことに。
まずバンビエンの中心地から、こんな橋を渡り反対側に渡ると一気に最高な景色!
テンションアゲ↑アゲ↑でバイクを走らせ一瞬でブルーラグーン1の入り口に到着!
次はブルーラグーン2を目指そうと進んで行くとすぐに舗装された道が終わった。。
俺が今までどんだけ悪路を走ってきたと思ってんだ!なめんなよ!と突き進むが、どんどん道が悪くなっていく。
ちょっと引き返そうかな?とも思うが気合いで突き進む。
途中で小雨も降ってくる。
※小雨がやんだあとの著者
ブルーラグーン1は一瞬で到着したが、3どころか2すら一向に見えてこない。
辛すぎて写真をあまり撮ってないけど泥道、ゴロゴロの大き目な石の道。
バイクでの悪路走行に慣れてない人、女性にはガチでおすすめしない過去最強の悪路。
1時間くらい走り続け2を越え、ようやくブルーラグーン3の看板が見えてきた時は少し泣きそうになった。
ブルーラグーン3は人も少なめで、とても良い場所だった。
1と2は観光客が多すぎてゆっくりできないとのことだったので3まで来て良かった。
安い入場料を払って池でボートやターザンなんかで遊んで楽しかった。
写真と文章で読むより動画で見た方が雰囲気も伝わるので、動画も作ったので是非見てほしい。
一点だけ注意点をあげるとすると、帰ろうとした時に中国人の大群がカートに乗って押し寄せてきたのでタイミングが悪いと最悪な事になる。ただ注意のしようがない。
※彼らとは少しの間だけ一緒になったが人の荷物の上に土で汚れた荷物は置くは、人の飲み水で勝手に手を洗うは最悪だった。
そして帰りも地獄の悪路を突き進み雨に降られ雨宿りしたり、疲れ果てながらも無事に帰宅。
夜はインドカレー屋に行くも全く料理が出てこない。
ぶちギレて帰ってもいいレベルで出てこなかったが、やっと出てきたら超美味かったので許した。
※元々安くないのに頼みすぎてけっこーな金額になった。
他にもバンビエンでは色々したので箇条書きで書いていく。
SMILE BEACH BARという洒落た川沿いの店に行きハンモックで寝ながらビールを飲んだり
SAKURA BARというバンビエン唯一のクラブでラオス人JDと仲良くなって気付いたら横に寝てたり
チュービングというタイヤの浮輪に乗って川下りもした。
これはバンビエンで一番人気のアクティビティで友達もできて楽しかった。
別で韓国人青年のグループも来ていたがポツンと孤立していた。
日本、中国、韓国人なんかは毎回どこに行ってもヨーロピアンと仲良くなることなくポツンと孤立する。
僕もたまたま友達ができたが最初は一人ぼっちだしかなり寂しかった。
その3ヵ国の共通点として英語が苦手で外国人と話さないという特徴がある。
ちなみに僕の英語の語彙は中2レベルくらいだし文法はハチャメチャだが誰よりも喋りまくる。
それを他の日本人が見たら馬鹿にする人もいるだろうけど、僕より英語を知っていても実際に話さなきゃ意味がない。
僕より英語が話せるというか勉強を真面目にやってきたのにビビって話さない日本人を沢山見てきた。
僕が言いたいのはそんなクソみたいな恥じらいは捨てちまえということ。
馬鹿にされたからなんだ。
喋らなきゃ話せるようになんてならねえよ馬鹿野郎。
とりあえず僕は、ポツンとしていた韓国人グループに滅茶苦茶な英語で話しけに行った。
そんなクソ英語でも彼らとは十分に会話が成立する。
なんなら僕の8倍くらい彼らは英語が話せた。
そして僕は中国や韓国の人と話す時は政治的なこともあるから少し気構えてしまうところがある。
でも彼らは日本に来たこともあり日本も日本人も好きだという。
それを聞いて僕は韓国の事は良く知らないけど「俺も焼肉とキムチが大好きだ!」と韓国を褒めた。
最後は「お互いの国の年寄りは知らねえけど俺たちでニューワールドを作っていこうな!」と約束した。
あんなに仲が悪いと思ってる日本と韓国が、こんな簡単に仲良くなれるんだから頭の固い爺さん達だけに政治をやらせてちゃダメだなと思う。
そんな感じで3日間のつもりがダラダラしてたら1週間もバンビエンに滞在してしまった。
物価も安いし、ゆっくりできるしバンビエンは良いところだった。
でも若いバックパッカーが多いから騒がしいのが嫌いな人は苦手かもしれない。
あとバンビエンは一人で行くと超絶寂しいので友達と行くか、一人で行ったら現地ですぐ友達を作るためにチュービングをすることを勧める。
ブルーラグーン3まで行った時も一人で来ているのは僕だけで超絶寂しかったから。。