エッグ矢沢の世界一周ブログ

吉本興業を辞めた俺が自由気まま好き勝手に行く旅

【大喧嘩】ラオス人と日本人を仲直りさせてやった!【ラオスで押忍③】

押忍!エッグだ!

 

今回はラオスで押忍②の続きだ!

ラオスにいたのは7月半ばだから一ヵ月以上経っている!

書こう書こうと3回くらい書いたのにデータ飛んだり、書いたのに納得しなくて消したりで時差が開きすぎた!

もっとホットなはずだったラオスを淡々と書いてる自分が虚しい!

 

だったらリアルタイムで書けって?

 

俺の好きにさせろ!!

 

この旅はブログを書くための旅ではない。。

そうやって自分を納得させながら、後悔もしながら好き勝手に回る旅なのだ。。

※ほんと「こうした方が良いよ!」とか「ここオススメ!」とかのお節介はやめて欲しい。。申し訳ないけど、あなたにとっては善意かもしれないけど僕ちんはそんなの求めてないの。。それで失敗しても自分の責任だし、それも楽しむ自信があるからほっといてちょうだい。。

 

さて!今回はおっさんちを去る話だ!

 

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おっさんちは現地民用の家なので勿論のこと水シャワーどころか水浴びタイプ!

 

最初はキツかったけど慣れればなんてことはない。

クーラーもないので暑くて汗かいたら何度も水浴びをする。

※季節的になのか、隣にメコン川が流れてるからなのかそこまで暑くはない。

 

そんで、この日はタイ大使館に行ってビザを受け取る日。

 

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①で書いたけど、おっさんは目の前の商店と大喧嘩してから何年も商店には行っていない。

でも田舎町なので目の前の商店を利用できないのは、とても辛いといっていた。

息子も目の前の商店を利用するのが気まずいらしく行けないとのこと。

 

それなら僕ちんが一肌脱ごうじゃないか!!

 

と思い立ち、実は初日に一人で目の前の商店に行き店員達と仲良くなっておいた。

 

二日目にはおっさんの息子を連れ、目の前の商店に行っておいた。

おっさんの息子も気まずそうで店の前で僕ちんを待っていたが「奢ってやるからジュース選べ!」との僕の言葉に渋々店内に入る息子。

そこで店員と息子も少し会話をして、雪解けしたかのように僕ちんは感じた。

 

そして三日目!

僕ちんの三日間に渡る計画は、この日おっさんを店に連れていけないと失敗に終わる!

 

なので、おっさんに多くは語らず「目の前で飯食ってから行きましょう」といって何事もなかったかのように連れ出した。

おっさんも僕ちんが目の前の店と仲良くなっているのは薄々感じていたはずだ。

少し気まずそうだったが、おっさんを店に連れ出せた。

 

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そんで一緒にうどんを食った。

僕ちんが片言のラオス語で店員と楽しくおしゃべりしていたので、店員もおっさんに話しかけたりして気まずい感じも薄まった気がした。

 

これならきっと僕ちんがいなくなっても、おっさんは次から店に行くことができるだろう。

 

そんな感じがしたので僕ちんは野暮なことは何も言わないでおいた。

 

それから店で市街に行くためのバスを待つも一向に現れない。

 

少し不安になってると店に飯を食いに来ていたトラックの運ちゃんが「乗っけてってやる!」といってくれたので、ありがたく乗せてもらった。

 

ラオスの印象がググン!と上がった瞬間だった。

 

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ラオス人はお隣のタイと違って感情表現が豊かではない。

すぐ隣は微笑みの国といわれるタイだが、ラオスには笑顔が少ない。

でも、こうして優しく親切な人だって勿論いる。

こんな一つのことだけで国の印象がガラッと変わる。

多分これはどこの国に行っても同じだと思う。

だから僕ちんはアクティブに行動して少しでも笑顔を貯金しておきたい。

笑顔貯金が尽きなければ、きっとどこの国に行ってもその国を好きになることができるはずだから。

 

悪い所ばかり探してたら旅してても楽しくない。

旅をしている最中は夢の中にいるのと同じだと僕ちんは思う。

それなら夢の最中くらいは楽しく行こうよってこと。

 

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そんなこんなでタイ大使館でビザも無事に受け取り、おっさんと別れの時。

 

そんな時に限って急にスコールで土砂降り。

 

一緒に雨宿りしていたが、おっさんは帰りのバスに乗り遅れるからと大雨のなかを一人バス停に向かった。

 

最後にどんな言葉を交わしたかは忘れた。

 

きっと大したことなんて言ってない。

 

「また来いよ!」

 

「また来る!」

 

こんくらいだったと思う。

男同士に無駄な言葉なんていらない。

どうせまた僕ちんはラオスに戻ってくる。

だからこんな言葉だけで良いのだ。

 

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少しして雨が止んだので僕ちんはひとり宿に向かった。