どうもエッグ矢沢です!
先日のブログで僕とタイ人の彼女の話は書きましたが、今回はそのタイ人彼女の実家に行ってきた話を書いていきます!
僕に会うためにバンコクまで来てくれた彼女。
昼間は一緒に出掛けてランチを食べたり買い物をしたり、僕の予防接種についてきてもらったりもしました。
夜は彼女は屋台で買ったタイ料理をホテルの部屋で食べ、僕は一人で外食というトリッキーな数日間を過ごしました。
そんな数日が終わり彼女が実家のラヨーンに戻るというので、せっかくだから僕も一緒についていくことに。
出発当日は外に出ると目が痛くなるほど日差しが強く、たまたま撮った写真に輪っかができているが、これはハロ現象という超レアな現象らしい。
ハロ現象だったからかは不明だが、この日は本当に暑かった。
ホテルを出た僕たちはバス停のあるBTSバンナ駅へ電車で向かった。
バンナ駅に到着し、バス停までは少し距離があるからバイタク2台で行こうという彼女。
バイタク2台も使うなら普通にタクシーで行けば良いじゃんという僕。
「バイタクの方が良いナ!!」
ピリピリし始める彼女。
タイ人の全員とはいわないが、簡単な計算が苦手な人が多い。
バイタク2台も使うなら普通にタクシーの方が楽だし安いのにバイタク一点張りの彼女。
そしてバイタクを探すも一向に見付からない。
もう普通にタクシーに乗っちゃおうよと僕がいうと
「うるさいナ!!」
ピリピリしている彼女に対し、暑さのせいもあり本来とても気の長い僕もピリピリし始める。
それでも全くバイタクが捕まらず、彼女は近くにいたおじさんにバイタクはどこか訪ね始めた。
なにやらこの辺じゃバイタクは捕まらなそうなことをいっている。
どうすんだろうと思って様子を見ていると
「この人の車で行くナ!」
と、彼女はおじさんの白いバンに乗り込んだ。
その白いバンはタイではよく見る大きめのタクシーだ。
しかも普通のメータータクシーと違い、言い値で乗る割高なタクシーなのである。
おじさんは二人で100Bと言い出した。
そのバス停までの距離も分からないので仕方なく僕が二人分を支払う。
彼女は悪びれる素振りもなく平然とタクシーのエアコンで涼んでいる。
このクソアマなめてんのか?
僕は70%くらいまで怒り爆発が迫ってきていた。
そして到着したと降ろされたのは5分も走っていない場所。
これなら普通のタクシーの方が安かったよな?と聞く僕に対し
「ちっちゃいことは気にすんナ!!」
とワカチコな事を言い出す彼女に怒り80%まで上昇。
しかしまだまだ事件は続く。
運転手のおっさんが僕たちを降ろした場所はバス停の対極だったのだ。
分かりにくいので図にしてみた。
見てわかるように二回も陸橋を渡らなくてはならない。
ここは日本の様に横断歩道もなければ、渋谷のようにスクランブルもしていない。
クソ炎天下でクソ暑く、荷物もクソ重い。
そんな中を二回も歩道橋を渡らなくてはならない。
流石にイライラもMAXに近付いてきた僕は、100Bも払って変なとこで降ろされてんじゃねえよと彼女にいうと
「いちいちうるさいナ!!!!」
と逆ギレ。
今にも大声を出しそうなほど沸々と沸騰寸前の僕は彼女と距離を取り離れて歩くことに。
※バス停まで何度も行ってんだろ?なんでこんなことになるわけ?という怒りです。
そこで僕は冷静に考えた。
次なにかいわれたら僕の怒りは爆発するだろう。
もし今回なにもいわれなくても、このままでは彼女の実家で爆発するかもしれない。
それなら爆発前に今ここで彼女と別れてバンコクに残るべきではないだろうか。
こんなに嫌な思いをしてまで彼女の実家に行く意味はあるのか?
僕は二つ目の陸橋を渡りながらそんなことを考えていた。
すると彼女がお腹は空いてるナ?と聞いてきたので、朝から何も食ってねえんだから当たり前だろと思いながらもイエスとだけ答え汚い屋台へ。
何軒か屋台があるのだが、彼女はどこが良いか僕に聞いてくる。
「来たことねえのに、わかるわけねえだろ!!」
と言いたい気持ちを抑え「知らない」とだけ答えた。
僕は普段信じられないくらいのおしゃべりだが、イライラすると基本的にしゃべらなくなる。
そして国道脇の汚い屋台で排気ガスの臭いを嗅ぎながらコーラを飲んでタイ料理がくるのを待つ。
嗚呼、コーラうめえぇぇぇえええ
エッグの怒りは98%から75%まで減少した
次はタイ風チャーハンのカオパットが出てきた。
どぶねずみが出そうなくらい汚い屋台なのに案外うまそうじゃねえか。
早速食べてやろう
パクッ!
嗚呼、カオパットうめえぇぇぇえええ
エッグの怒りは75%から60%まで減少した
万国共通でコーラとチャーハンはうまい
僕の周りにコーラとチャーハンが嫌いな男など存在しない。
もし存在するとしたら友達になることはないだろう。
それくらいコーラとチャーハンは偉大だ。
彼女はコーラとチャーハンに感謝すべきである。
そしてバス停にやっと到着してバスを待つ。
バスといっても、さっきも乗ったバンタイプのロットゥーというミニバスだ。
このロットゥーに人がギュウギュウに乗せられ出発する。
最初はスカスカでも道中から乗る人もいるので運転手も合わせると総勢15人くらいが乗る。
僕はこのロットゥーでの移動が大嫌いで、またイライラするのも嫌なので彼女と離れて座った。
そして不法入国の車並みにギュウギュウの地獄号ロットゥーに揺られながら走ること2時間ちょいで彼女の実家ラヨーンに到着。
彼女の友達が迎えにきてくれるとのことで変な隙間の椅子に勝手に座り一服。
彼女は暑い暑いと一人で勝手にイライラしているので無視して一服。
※暑い暑いっておまえの地元だろ?日本人の俺が怒るならわかるけどさ。。
やっと彼女の友達が到着し、彼女の友達は金持ちらしくISUZUのピックアップトラックで快適に彼女の実家まで送ってくれた。
そして遂に到着!
これが彼女の実家だ。
思っていたより、けっこー良い家じゃないか。
見た目は小さいけど奥行があって3LDKという感じ。
とりあえず初日はここに泊まる。
はたしてエッグは彼女の両親、彼女の娘とは仲良くできるのか!?
タイ人の彼女の実家あるある、金を毟り取られるのか!?
次回、『エッグの歓迎会』乞うご期待!