どうも!エッグ矢沢です!
昨夜、初投稿した記事が順調に伸びています!
シェア、リツイート、いいね、してくれた皆様ありがとうございます!
まあ最初はご祝儀的なものもあると思うので、今後も引き続き読んでもらえるように
頑張らない!!
今回は、そんな内容を書いていきたいと思います。
※前回の記事をまだ読んでいない方は先に上の記事を読んでから、今回の記事を読んでもらった方が分かりやすい思います!
というわけで、前回は僕が吉本を辞めた大きな理由の2つを書きました。
今回は、それよりも大きな理由である
海外行きたいから吉本辞めた!!
について書いていきます。
みなさんは海外旅行は好きですか?
僕は学生時代に旅行や遠出が基本的に嫌いでした。
特に海外旅行に行く奴なんて
日本で楽しめない暇な馬鹿
だと思っていました。いや、口に出していっていました。
それが今では毎日、海外への航空券やホテルを調べるほど海外が大好きな日本で楽しめない暇な馬鹿になってしまいました。
では、なぜそんな僕が海外にハマってしまったのか。
それは今から四年前、2012年の年末に父が他界しました。
元々持病があったとはいえ、なんだかんだ元気だった父がいなくなったことは僕にとって大きなものでした。
そんな父が亡くなった二日後に吉本のお笑いライブがありました。
事務所からは「休んでもいいよ」と、厳しい吉本からは考えられないような優しい言葉も頂きました。
しかし「ここで休んだら親父の所為にしてしまう」と思い無理してライブに出ました。
そのライブの帰り道、先輩と食事に行ったファミレスで運命の出会いがありました。
ドリンクバーを取りに行ったら機械が壊れていて、店員を呼んで直してもらっているあいだ
たまたま、ドリンクバーを取りに来た可愛い女の子に「今壊れてて修理してもらってます」といったのがキッカケで
なんだかんだあって数週間後、その子と付き合うことになりました。
その子のお陰で僕は父親が居なくなった寂しさを紛らわすことができました。
※その子とは二年の交際を経て最後は車にポップコーンぶちまけ事件で別れました。あの時はごめんなさい。二年間、本当にありがとう。
彼女と付き合ってから2ヵ月が経たった頃、僕に大きな仕事の話が舞い込んできました。
それは知り合いの映画監督から「シリアに行くぞ!」という電話が始まりでした。
当時、仕事に飢えに飢えていた僕は二つ返事でOKを出しました。
シリアに行って衛星中継か何かで現場を生放送するみたいな仕事でした。
僕は久しぶりにやってきた大きなチャンスに燃え上がりました。
主人公気質のある僕は「俺が死ぬわけねえだろ!」と本気で思っていたし、本気で止めてくれた人達に対してもそういって突っぱねていました。
※ここに関しては今もあまり変わっていませんが。。
しかし、僕のシリア行きは色々あって中止になりました。
理由は何個かあるけど、その中の一つに「吉本を辞めないとシリアには行けない」というものがありました。
当時の僕は、吉本を辞めるつもりは一ミリも無かったので、そこの部分がクリアできずシリア行きを断念することになりました。
シリア行きが無くなった僕は張り詰めていた糸が切れ、何に対しても無気力な状態が続いていました。
こんな沈んだ状態になると、負の連鎖は続くもので僕は父親のことを思い出しては落ち込むことが増えていきました。
彼女ができて父親のことを考える時間が減っただけで、僕の中で父親のことは整理できていないということに気付きました。
「まずは父親のことを整理しなくちゃいけない」僕はそう思い始めました。
しかし当時、僕は三軒茶屋で一人暮らしをしておりバイト、お笑い、彼女、友達と毎日忙しい生活を送っていました。
一人ぼっちでじっくり考える時間が欲しいけど忙しい。
家に一人でいたって誰かから連絡が来れば遊びに行ってしまう。
誰からも連絡がなければ自分から連絡をして誰かと遊びに行ってしまう。
こんな性格なので、僕は無理矢理にでも一人ぼっちになる時間を作ろうと考えました。
そして思いついた作戦が
「海外行けば強制的に一人じゃね?」
でした。
思い立ったが吉日がモットーの僕は、即タイ行きの航空券を予約しました
それも10日間も。
なぜ行き先がタイだったかというと、学生時代から大好きだった大槻ケンヂの本『のほほんと暑い国へ行く』を高校生の頃に読んでタイとインドにだけは、いつか行ってみたいと思っていたからでした。
インドは悪い噂を沢山聞くし、初めてだからタイにしてみよう。
そんな簡単な理由で航空券を速攻でポチりました
なぜ貧乏芸人にこんな資金があったのか?
なぜなら立退料250万円もらったから!です。
僕が住んでいた三茶のアパートが新しい(悪徳っぽい)不動産屋に売られ、取り壊したいから出ていってくれと、あたかも僕が悪者かのような態度でこられたので、僕も強気で交渉した結果これだけの金額をもらうことができました。
※法学部出てて良かったと思った瞬間。いつかこのことも記事にしようかと思います。
そんなこんなで僕は一人タイに行くことになりました。
僕は、空港の外でタバコを吸いながら日本人を探していました。
前もって色々と決めるのは野暮だと思っていたのでホテルすら取っていませんでした。
空港にいる日本人と仲良くなってホテルを紹介してもらえば大丈夫だろう。
そんな軽い気持ちでやってきた初めての一人旅、タイランド。
しかし日本人が見付からない!!
同じ肌の色の人を見付け近付いて行くも話してる言葉が違う!!
中国人や韓国人は見付かるが日本人がいない!!
今の僕なら日本人と中国、韓国人の見分けもつくけど当時の僕は全くもって違いが分からない。
途方にくれかけた僕はWi-Fiが入る場所を探し彷徨い歩き、なんとか見付けて知り合いに連絡。
知り合いに聞くと、日本人が多い場所はタニヤという街らしい。
僕はタクシーに乗ってタニヤを目指した。
長くなりすぎたので何個かに分けます!
冒頭の頑張らない!!の伏線はしっかり回収します!